☆ゼオライト
(ユニット創作:川村みゆき、「多面体の折り紙」より)

(日本製ラッピングペーパーより)
多数の単純な単位(ユニット)を作り、それを組み合わせて一つの形を作り上げる作品のジャンルを「ユニット折り紙」と呼びます。川村さんは大学院で素粒子物理学を専攻されている学生さんですが、一方で「多面体の折り紙」という立派なユニット折り紙の本を著しておられます。この本には様々な正多角形を基本とした幾何学立体の折り方が掲載されていますが、ここではそのユニットを応用してゼオライトと呼ばれる鉱物の結晶構造を折ってみました。
ユニットの総数は約600枚、気が向いた時に少しずつ作り足していったので完成に2年ほどかかってしまいました。紙はインプレス社のラッピングペーパーで、これも気に入っている紙のひとつです。