☆SMILE!(堀口昌哉・作)


(折り紙用紙15cm×15cm、季刊「をる」第6号より)

 とにかく見た瞬間に笑ってしまいます。折り紙界に力作・傑作は数あれど、この作品の絶大なインパクトにかなうものはまずありません。表現や技法もさることながら、「口」を折り紙で作ろうという着想がほぼ反則レベルです。多くの折り紙作家がこの作品を見た瞬間、「やられた!」と思ったのではないでしょうか。

 パッと見は曲線的な作品ですが、実際には縦32等分、横16等分のメカニカルな折りをベースにしており、最後の仕上げなどかなりのテクニックを要します。折る際には、紙の繊維の方向まで考えて作らないときれいに仕上がりません。

 現代折り紙の最高傑作に数えてよいと思えるこの作品、個人的にはもっと世に知られるべきものであると思っています。皆さまの感想はいかがでしょうか。

 

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