☆みそしるドリンク他

 しばらく更新しないでいたこのコーナーなのですが、どういうわけか最近になって投稿が増えており、申し訳ないのですが全てを取り上げるわけにはいかない状況になっております。となると採用の基準はやはり文章の表現力、不味さの描写が優れていること、でなければブツ自体によほどの破壊力があることが求められます。ま、要は筆者にとっていじりやすいというところがポイントなわけです。表現力に関しては前回の「疲れ酢」や「沖縄毒物フェスティバル」などが参考になるかと思いますが、今回は後者のインパクト型、それも最右翼にくる物品です(描写もすばらしいですが)。てことで柿子さんからの報告。

みそしるドリンク

 大学の生協で遭遇。2年くらい前です。紙パック入り(ストローつき)で、冷やでいただきます。具はストローに詰まらないように細かく粉砕。お腹こわしそうな味です。このドリンクにはホワイトシチューの姉妹品まであります(もちろん冷や)。

まあ味噌汁を商品として売ることには異存はありません。世の中には「缶おでん」などというものも売られていて、秋葉原の名物にもなっているらしいですし。しかし、味噌汁を冷やで、しかもストローで飲ませようというコンセプトがどう考えても敗因になっています。やはり日本人なら味噌汁は「ドリンク」などといわずストレートで味わいたい。ホワイトシチューの方はどろりとしている分、なんか吸い上げるのに肺活量を必要としそうなのですが、そのあたりどうなのでしょうか。

だがしかしこれは前座。筆者が真に戦慄したのはこちらの品。

 

 ☆笹ドリンク(笹ジュース?)

 

筆者もいろいろな毒物を見てきているのでかなり免疫はできていますが、今回投稿のメールを開いてこの文字が目に飛び込んできた瞬間、思わずパソコンの前に突っ伏してしまいました。桂三枝なら「ぶーっ」と吹き出しながら椅子から転げ落ちているところでしょう。

今までにも米、ゴマ、にんじん、レタス、シソなどインパクトのある原料は多々ありましたが、まあこれらはジュースの素としては変わっているというだけで、食材としてはなじみのあるものばかりでした。しかし今回はよりによって。食品ですらありません。地中海の果実でも南の島のフルーツでも、何だって手に入れられるこの豊かな国で、何が悲しくて笹の絞り汁を飲まねばならんのでしょうか。パンダじゃないんですからね、我々は。

 これはかれこれ5年前、札幌のホテルの売店で発見したものです。メーカーは多分地元のちっさい会社に違いないと思われます。

まあそうでしょう。こんなもんを大メーカーが売り出すようになっては、日本はいつまでたっても平成不況から立ち直れやしません。企画ものとしても、これほど方向性の間違った企画はそうそう見られるものではないでしょう。

 瓶に入っていてパッケージは笹のイメージが全面に押し出されており、少しも購買意欲が掻き立てられないのが特徴です。で、肝心の味ですが、まさにです。その辺の畳を剥いで煮出したら確実に笹ドリンクになるはずです。完飲は不可能です。

 凄いですね。いや、畳の味なんて味わったことはありませんけど、まあなるほど畳の味だろうな、という気がしてくるところが凄い。色がどんなだったのか、それも知りたいですね。イメージとしては枯れかかった葉っぱの色ですが、笹の鮮やかな緑だったりしたらそれはそれで飲みたくないです。

 柿子さん、強力な報告ありがとうございました。ファイブスターを差し上げます。

 

 判定:★★★★★

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