☆「有機化学美術館」管理人・佐藤健太郎について
経歴
- 1989.3 茨城県立日立第一高等学校卒業
- 1993.3 東京理科大学理学部応用化学科卒業
- 1995.3 東京工業大学理工学研究科化学専攻・博士前期課程卒業(有機合成化学)
- 1995.4 国内製薬企業に入社、創薬研究に従事
- 1998.12 ホームページ「有機化学美術館」開始
- 2006.5 ブログ「有機化学美術館・分館」開始
- 2007.12 退職、フリーのサイエンスライターに転身
- 2009.4 東京大学大学院理学系研究科化学専攻・特任助教に就任(グローバルCOEプログラム「理工連携による化学イノベーション」広報担当)
- 2009.7 東京大学にて、研究紹介のブログ「科学が変わる、化学が変える」開始
- 2012.4 任期満了により東京大学特任助教を退任、再度フリーのサイエンスライターに
- 2012.9 東京理科大学理学部にて非常勤講師(天然物化学担当、2013年3月まで)
受賞
- 科学ジャーナリスト賞2010 著書・「医薬品クライシス」に対し
- 2011年 第1回化学コミュニケーション賞(個人部門) ウェブ・書籍などを通じた化学コミュニケーション活動に対し
単著
- 2007.5 「有機化学美術館へようこそ〜分子の世界の造形とドラマ
」 技術評論社(3刷)
- 2008.6 「化学物質はなぜ嫌われるのか〜「化学物質」のニュースを読み解く
」 技術評論社(3刷)
- 2010.1 「医薬品クライシス―78兆円市場の激震
」 2010年1月 新潮社(8刷)科学ジャーナリスト賞2010受賞
- 2011.11 「創薬科学入門 薬はどのようにつくられる?
」 オーム社(星薬科大学にて教科書に採用)
- 2012.10 「「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる (光文社新書)
」 光文社
- 2013.7 「炭素文明論〜「元素の王者」が歴史を動かす」 新潮選書
共著
- 2009.1 「地球環境白書6・今化学物質が危ない」 2009年1月 学研
- 2011.12 「化学コミュニケーション―「社会のための化学」推進に向けて
」 化学工業日報社(御園生誠/青山聖子/伊藤卓/時実象一/瀬田重敏/中井武氏らとの共著)
連載
- 「有機化学トレンドウォッチ」 現代化学(東京化学同人) 2008年4月〜
- 「生命科学者のための創薬化学ABC」 MedicalBio(オーム社) 2008年5月〜2011年3月
- 「化学よもやま話」 TCIメール(東京化成) 季刊
- 「世界史を変えた化学物質」 新潮45(新潮社) 2012年6月〜12月
- 「化学で夢はかなう?」 小説宝石(光文社) 2013年2月号〜
- 「健康情報ウソ・ホント」 企業診断(同友館) 2013年2月〜
- 「あの道 この路」 月刊道路(日本道路協会) 2013年1月〜
- 「歴史を変えた医薬品」(講談社メルマガ「現代新書カフェ」)2013年6月〜
- 「国道者」(新潮45) 2013年6月〜
単発原稿
- 「SPA!」 2008年10月13日号 下村脩博士のノーベル賞受賞にコメント
- 「化学」 2008年12月号 「話題になった化学キーワード10:温室効果ガス」
- 「現代化学」 2009年1月号 「タミフルの化学」
- 「現代化学」 2009年3月号 「ブリオスタチンの高効率全合成」
- 「化学経済」 2009年8月号 「東京大学化学グローバルCOE」
- 「Ohm Bulletin」 2009年夏号 「医薬品の特許制度」
- 「MedicalBio」 2009年1月号 「創薬化学カレンダー」
- 「新潮45」 2010年2月号 「2010年、医薬の進化が止まる日」
- 「波」 2010年2月号 「ゼロリスク志向」と「2010年問題」
- 毎日新聞「なるほドリ」 2010年2月14日号
- 「現代化学」2010年2月号 「最難関化合物パラウアミン、ついに完成」
- 「化学」 2010年3月号 巻頭エッセイ「カガクからの視点」 −パラジウムか、パレイディアムか?
- 「化学と工業」2010年6月号「ケミストの趣味」 −「有機化学美術館ができるまで」
- 朝日新聞 2010年4月7日 「私の視点」欄に寄稿
- 「エコノミスト」 2010年6月8日号 「製薬業界の2010年問題で日本企業がとるべき戦略」寄稿
- 2010年6月10日 読売新聞夕刊 タミフルの副作用問題についてコメント
- 2010年6月14日 産経新聞「医療最前線 2010年の壁」にて解説
- 「波」 2010年7月号 書評「人間にとって科学とは何か」
- 「現代化学」 2010年8月号 「抗体医薬に化学は貢献できるか」
- 和光純薬「WAKO organic square」誌2010年9月号 「広がる重水素の用途」
- ノーベル化学賞のクロスカップリングについて、毎日新聞・東京新聞・共同通信・週刊現代・週刊文春などで解説
- 「MedicalBio」 2011年1月号「鈴木博士 根岸博士 ノーベル化学賞受賞記念・クロスカップリングとは何か?」
- 「りすうか」(学研)vol.2にて、小学生向けにクロスカップリングの解説記事
- 「エコノミスト」2011年1月31日号「危機が新産業を生み出す レアメタル代替材料最前線」
- 「現代化学」2011年4月号 「最短のナノチューブのサイズ制御合成」
- 「春秋」2011年4月号「医薬と寿命」
- 「エコノミスト」2011年4月26日号 「医薬 生産より研究部門に深刻な影響」(震災の医薬品業界に与える影響について)
- 「大人の科学 with KIDS」(2011年6月)「ノーベル賞危機一髪」
- 「現代化学」2011年9月号 「コバルトと硫黄から成る四員環芳香族」
- 「現代化学」2011年10月号「レスベラトロールオリゴマーの系統的合成」
- 「化学」2011年11月号 「東京大学化学教室150周年」(小澤岳昌教授と共著)
- 2011年11月 世界化学年記念パンフレットに、日本人ノーベル化学賞受賞者の紹介原稿
- 「化学と工業」2012年2月号 「時代を画した美しい分子」
- 「30年後の化学の夢ロードマップ」2012年3月 日本化学会
- 和光純薬「WAKO organic square」誌2012年3月号 「拡大するボロン酸の化学」
- 「エコノミスト」2012年7月31日号 「バイアグラも特許切れ 後発薬普及の起爆剤となるか」
- 「子供の科学」2012年9月号 「みえた!薬の正体」
- 「リベラルタイム」2012年9月号「医薬業界の今後の稼ぎ頭は「抗体医薬」」
- 和光純薬「WAKO organic square」誌2012年9月号「オレフィンメタセシス触媒の最近の進歩」
- 「化学」2012年11月号 書評「研究費が増やせるメディア活用術」
- 「化学と工業」2013年1月号「有機合成反応における触媒中不純物のもたらす影響」
- 「文藝春秋」2013年2月号「人材はここにいる」
- 「化学経済」2013年3月号「化学企業の広報」
- 「新潮45」2013年5月号「自然はそんなに偉いのか」
最近の学術論文・論説
- 「化学と教育」 2010年11月号 「インフルエンザ治療薬」
- 「科学技術コミュニケーション」2011年9号11頁「2011年3月、電子書籍について思うこと」
- ”Managing the scarcity of chemical elements” Nature Materials 10, 2011, 158-161 E. Nakamura & K. Sato
- ”The One Hundred and Fifty Year History of the Department of Chemistry, The University of Tokyo
Chem. Asian J., 6, 1653 (2011) K. Sato
テレビ・ラジオ出演
- 朝日放送「ビーバップ!ハイヒール」 2009年3月19日 「知られざる驚異の世界 薬の真実」
- 文化放送「寺島尚正ラジオパンチ」 2010年2月26日
- NHK「追跡!AtoZ」 2010年3月13日 「新薬が生まれない」
- NHK-FM「NHKニュース」 ノーベル化学賞のクロスカップリングについて解説
- 朝日放送「ビーバップ!ハイヒール」 2010年10月7日 「世界を救ったニッポンの医療」
- テレビ東京「NEWS FINE」 2010年10月7日 ノーベル化学賞のクロスカップリングについて解説
- CS朝日ニュースター「宮崎哲弥のトーキングヘッズ」2011年2月25日放送
- TBSラジオ「荻上チキ Session-22」2013年6月5日「疑似科学を科学する」
講演など
- 2008年4月19日 第9回サイエンスカフェにいがた「炭素という奇跡」
- 2008年10月29日 第77回分子科学フォーラム「暮らしを変えた化合物たち」
- 2009年11月18日 有機合成講習会「インフルエンザ治療薬の概要」(資料はこちら)
- 2010年5月29日 朝日カルチャーセンター「化学物質はなぜ嫌われるのか」
- 2010年6月29日 添加物協会メディアフォーラム
- 2010年8月8日 第42回構造有機化学若手の会 「分子の世界のギネスブック」(資料はこちら)
- 2010年9月16日 保険医協会セミナー 「医薬品業界の2010年問題」
- 2010年9月30日 場の議論 「医薬品の副作用はなぜあるのか」
- 2010年10月5日 くすりの適正使用協議会 セミナー「医薬品の副作用を考える」
- 2010年10月26日 名古屋大学「社会と化学」セミナー 「変容する医薬品業界 〜研究者の立場から〜」
- 2010年11月15日 医学ジャーナリスト協会にて講演 「医薬品業界の2010年問題」
- 2010年11月21日 サイエンスアゴラにてサイエンスカフェ「ノーベル化学賞・クロスカップリングはなにがすごいのか?〜」
- 2010年11月24日 コスモテクニカルセンター社にてセミナー 「化学物質〜人工と天然」
- 2010年12月7日 かわさき市民アカデミー「医薬品の効用と副作用を考える」
- 2011年2月5日 慶応大学SDM講座「医薬品業界の未来」
- 2011年2月19日 川崎市「誰もが毎日をおいしく!〜シニアの食について考える〜 」
- 2011年3月13日 北海道大学CoSTEPシンポジウム「どう活かす,電子書籍」(パネリスト、震災のため中止)
- 2011年5月11日 神奈川県保険医協会 「変容する医薬品業界〜研究者の立場から」
- 2011年6月19日 埼玉県保険医協会 「医薬品業界2010年問題とその後」
- 2011年9月12日 京都大学化学GCOE有機若手ワークショップ 「美しい分子」
- 2011年10月28日 化学コミュニケーション賞授賞式「ウェブ・書籍などを通じた化学コミュニケーション活動」(東京)
- 2011年11月12日 科学技術館「ユニバース」にて「宇宙へつなぐ炭素の架け橋」(東京)
- 2011年11月24日 静岡県立大学・招待講演「有機化学美術館の13年」(レポート)
- 2012年2月9日 総合研究大学院大学・招待講演「博士号取得後のキャリアパス」(浜松)
- 2012年6月2日 創薬の現在、そして未来(東京 アポプラスステーション社主催、コントラクトMR向け)
- 2012年7月6日 企業における創薬研究の体験から(岐阜薬科大学)
- 2012年8月25日 サイエンスカフェにいがた「世界のもとは114種 〜元素たちの素顔に迫る」
- 2012年10月19日 国際基督教大学「化学を伝えるということ」
- 2012年11月9日 中央大学「化学のギネスブック2012」