☆道化面

 (小松英夫・作 折紙探偵団新聞47号より)


(日本製ラッピングペーパー、20cm×20cm)

 小松さんはまだ20歳を過ぎたばかりの若手折り紙作家ですが、比較的シンプルな作品から超難解な作品までをこなすホープの一人です。筆者も会って話をしたことがありますが、その折り紙に対する真摯な姿勢に感銘を受けた記憶があります。

 この作品はフェリーニの「道化師」を観て着想したということですが、アイディアが素晴らしく、何か表情や感情までもが感じられる出来映えで、現代の傑作に数えてよいと思います。小松さんと話をしたとき、この作品について「これは『道化』ではなく、あくまで『道化面』なんです。人間の顔の骨格とは違ってますから」というコメントがありました。そこまで考えないとこういう作品は作れないのかなと思わされた、印象的な一言でした。

 次の作品

 折り紙のページに戻る