☆ロングドライブ基礎講座(3) ガソリン代を節約する

 これだけガソリン代が上がってくると、おいそれとドライブにも出にくくなる。となればいろいろと手段を講じて、各費用の節約に努めねばなるまい。
 燃費の向上は重要課題である。国道マニアというものは年間3万kmくらいは平気で走るので、燃費が10km/lの車と15km/lの車では、ガソリン代だけで年15万円ほどの差がついてしまうことになる(\150/lで計算)。

 燃費をよくする一番の手段は、フィットかプリウスでも買うことであろう。このご時世になってはもう燃費のよい車が正義である。筆者も今はミドルクラスのステーションワゴンに乗っているが、次はフィットの1.3lで十分かなと思っている。しょせん趣味でしかない国道ドライブで、あまり地球環境に負担をかけるのは気が引けるというもんだ。

 燃費をよくする走り方は、よく言われることだが急発進・急ブレーキをしないことである。赤信号が見えたらアクセルを戻し、ゆっくりと止まる。また時速50〜60kmの、エンジン音が最も静かな速度で巡航するのがベストといわれる。「日本一低燃費で走れる道路」と言われる国道238号(通称・オホーツク国道)でこれを試したところ、普段は12km/l程度のところが17.1km/lまで伸びた。二度と破れない自己ベスト記録である。

オホーツク国道・R238 。何もないけど、非常に気分のいい道。ほんとに何もないけど。

 筆者は暖機運転を全くやらないが、今の車は21万km以上走って何の問題もない。今時の車は精度もよくできているので、やらんでも大丈夫だというのが筆者の持論である。ちなみに普通自動車なら、30分のアイドリングによりCO2が1kg放出される計算である。

 他、燃費向上には余計な荷物を積まないといったこともあるが、案外見落とされがちなのがタイヤの問題である。自転車で走るときタイヤの空気が抜けているとペダルが重く感じるが、車もこれと同じで空気圧が低いと燃費が悪化する。通常の半分の空気圧で走っていると、燃費が15%ほど落ちるという実験結果もある。最近はセルフスタンドが増えたためチェックを怠りがちだが、これは気をつけるべきである。

 あと、最近ガソリンが高騰していることもあり、安いスタンド探しが流行っている。が、あまり遠いところに給油しに行くのではその分ガソリン代が無駄になり、当然ながら得をしない。燃費が12km/l、ガソリンが150円/lだとすると、1km走るのに12.5円かかる計算であるので参考にされたい。
 なお最近は石油高につけ込み、混ぜものをした粗悪なガソリンを売っている店が結構あるとのことである。下手をすると平気で2割くらい燃費が落ちるようなので、安物買いの銭失いにならぬよう注意していただきたい。トリップメーターを活用して燃費を計算しておき、あまりに安い怪しい店には行かないよう気をつけるべきであろう。

 

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