☆カフェゼリー(ポッカ)
今度は埼玉県足立区にお住まいの瀬田さん(アルシオーネ使い)から。この方も不必要なまでのチャレンジングスピリットの持ち主で、当コーナーに多大な貢献をされております。今回のブツはカフェゼリーだそうです。レポートどうぞ。
商品名 「カフェゼリー」 メーカー 「POKKA」
まぁ、、、要するにボトル入りのコーヒーゼリーなワケだ。
しかし、、、メーカーはPOKKAだ。
コーヒー専業のメーカーが万を持して発売した新商品。
期待に胸が躍る。
ショートのペットボトルに入ったこの物体で目を惹かれるのは、
ボトルの首には「クリーミーパウダー」と書かれた袋がかかっている点だ。

この出で立ちを見た瞬間から「ピピッ」ってあっしの毒物センサーが反応した!
そんなセンサー持ってる人間はあなただけです(笑)。で。
ボトルの側面には、なにやら説明書きがある。
「お好みのテイストに合わせてお楽しみください」、と。
なるほど、言ってるコト自体は正しいし気が利いてる。
このカフェゼリーには自由が溢れているのだ。
自由じゃなければ意味がないのさ。そうだろう?(by 佐野元春)
しかし・・・だ。何故か納得がいかないのだ。
よくよく見ると、、、、
「STEP−1 お好みの味の目盛りまで呑んでください」
「STEP−2 クリーミーパウダーを加えキャップを締めてよく振ってください」と書いてある。
つまり、だ。「お好みの味の目盛り」に行くまでは、「お好みじゃない味をガマンして呑んでください」ってコトになるじゃないか!!
この人物らしく、実に突っ込みが細かいです。負けずに細かいことを言えば、「クリーミーパウダー」という言葉自体正しいのかどうか、やや疑問ではあります(流動性粉末ってことだもんな)。
などと、、、思いつつキャップをオープン。
飲み口にクチをつけ、ボトルを傾ける。
「ん?ん?ん?」
中身が出てこないのだ。
その時点で腹が立ったが、そこはあっしもオトナなのでグッとガマン(笑)
冷静にボトルを振り、もう一度チャレンジ!
すると・・・・中途半端なゼリーの固まりがクチの中に無造作に転がり込む。
ゼリーも決して不味くはないが、かといって決して旨くはないのであった。
旨くないんかい(笑)。まあそうでなきゃここでやり玉に挙げられませんね。
ゼリーが程良く減ったので、付属していたクリーミーパウダーを入れてみる。
白い粉が雪のように黒いゼリーを覆い尽くす。
キャップを締めて、ボトルを振る。
ボトルのあちこちに溶けきらない粉が、こびり付いてなんとも言えない小汚なさ(爆)
「小汚ない」という言葉は「汚ない」よりも「小さい」のに、なんで単に「汚ない」というよりも汚なく感じるのでしょーね。で、味の方は。
まぁ、、、見た目で判断してはイケナイので、勇気を出して呑んでみる。
「うぐぐぐぐ!」
クリーミーパウダーがダマダマとなり、気色悪いコト、この上ない!
そうなりますわな(笑)。
企画の意欲は分かるのだが。。。。いささか、消化不良なこの商品。
ダイエーで売ってました(笑)
きっと、今シーズンで消えるだろーから、体験するなら今がチャンス!!
うーむ。「企画倒れ」の典型例ですね。粉ミルクがゼリーと混じるかどうか、一秒考えればわかることなんですが。察するに最初は液体のミルクをつける予定だったんだけれども、運搬上問題なので急きょ粉ミルクに変更、結果として悲劇を生んだというところでしょうか。最初の企画者もこのダマダマを見て「こんなはずじゃなかった」と涙にくれているのかもしれません。人生とは、そして社会とは何ともままならぬものです。泣くな、企画者(←考えすぎ)。
こいつは飲んだわけじゃありませんが、報告者の文才に免じて星4つを差し上げます。今後も精進していただきたく思う次第です。
判定=★★★★